健康運動指導士の勉強法|全15章をどの順で対策するか
健康運動指導士の受験者は、養成講習会をすでに修了した人に限られます。ゼロから学ぶというより、講習で学んだ全15章を試験までにどう総復習するかが実際の課題です。出題数の比重をもとに、優先順位をつけた進め方を整理しました。
最終更新 2026-10-25
受験までの期間を意識する
指導士の試験はCBT方式で、講習修了後すぐではなく、指定された実施期間内に自分で予約して受験します。令和8年度は年3回(7月末〜9月上旬、10月下旬〜12月上旬、2月中旬〜3月末)の実施期間が設定されています。講習の記憶が新しいうちに早めの回を選ぶか、復習に時間をかけて次の回にするかは、他の予定と合わせて決める判断になります。
受験資格は養成講習会の修了者・過去の受験者(再受験)・資格失効者(再受験)に限られます。講習を受けていない状態での受験はできません。
出題数が多い章から手をつける
全15章のうち、第3章(生活習慣病)・第4章(運動生理学)・第11章(運動プログラムの実際)は、当サイトで公開している問題数がそれぞれ27問と、他の章より頭ひとつ多くなっています。この3章だけで全体の3割強を占めるため、復習の初期段階で厚めに時間を配分する価値があります。
- 第3章 生活習慣病(NCDs)— メタボリックシンドローム・高血圧・脂質異常症・糖尿病など、疾患ごとの運動の適否と注意点を押さえる
- 第4章 運動生理学 — エネルギー代謝・呼吸循環応答など、後続の章(体力測定・運動プログラム)を理解する土台になる
- 第11章 運動プログラムの実際 — 健診結果の読み方やリスク層別化など、指導士としての実務に直結する内容
第4章は基礎科学にあたるため、先に押さえておくと第8章(体力測定と評価)や第9章(健康づくり運動の実際)の理解が早くなります。
次に手をつける中量級の章
第9章(健康づくり運動の実際)・第6章(健康づくり運動の理論)・第8章(体力測定と評価)・第15章(栄養摂取と運動)は、当サイトの公開問題数が18〜27問とやや厚めの章です。第3・4・11章の復習が一巡したあとに、この4章へ進むと負担が分散します。
残りの章はまとめて短時間で回す
第1章・第2章(概論系、各7問)、第5章・第7章・第10章・第12章・第13章・第14章(各8〜15問)は、比重としては軽めです。個別に時間を割くより、通しで一気に読み返す形で十分にカバーできます。とくに第13章・第14章は心理学的な内容で分量も少ないため、直前の見直しに回しやすい章です。
「比重が軽い=出ない」ではありません。全15章から出題される以上、抜けなく触れておく必要はあります。時間配分の優先順位の話であって、切り捨ててよい章という意味ではありません。
問題を解きながら覚える
テキストを読み返すだけでなく、実際に問題を解いて間違えた箇所をテキストに戻って確認する往復が、講習内容の総復習には向いています。当サイトの一問一答は章ごとに分かれているので、比重の高い章から順に解き進めることができます。