JSPO-ATの2科目制|片方だけ合格したとき
JSPO-ATの専門科目は2つの試験に分かれています。片方だけ受かったときにどうなるかを、申し込む前に知っておいてください。期間の切れ方が他の資格より重いです。
最終更新 2026-10-12
2科目に分かれている理由と、初回の扱い
専門科目の検定試験は基礎科目と応用科目に分かれ、それぞれ80問・120分です。合否判定は科目ごとに行われ、いずれも7割以上の正答でその科目が合格になります。両方の科目に合格することで専門科目を修了したことになります。
初回の受験では、基礎科目・応用科目の両方を受けなければなりません。片方だけを選んで受けることはできません。2回目以降、片方だけを受け直す場合の受験料は11,000円です。
| 受験料 | |
|---|---|
| 初回(基礎+応用の両方・必須) | 22,000円 |
| 2回目以降に片方のみ | 11,000円 |
一度納めた受験料は、欠席などいかなる理由でも返金されません。予約した日に受けなければ自動的に欠席扱いになり、不合格として処理されます。
片方だけ合格した場合
不合格だった科目については、次回以降の検定実施時期に受験の権利が有効であれば、その科目だけを受け直せます。合格した科目をもう一度受ける必要はありません。
検定日は春期が5月中旬から6月中旬、秋期が11月中旬から12月中旬です。年に2回あるため、春期に片方を落としても秋期に受け直せます。合否は試験期間が終わった月の翌月末ごろに、CBTSの受験者マイページで表示されます。
受験できる期間
「受験の権利が有効であれば」という条件が付くのがこの制度の要点です。受験できる期間はルートによって違います。
適応コース(ATコース)で専門科目講習を受けた人は、検定試験の初回受験から起算して4年間に実施される検定試験を受けられます。実施要項の例では、初回受験期が2024年春期なら2027年秋期が最終の受験期になります。また、初回の申し込みはATコース承認校に在学しているあいだにしかできません。
JSPOの養成講習会で専門科目講習を受けた人は、受講有効期間内に実施される検定試験を受けられます。専門科目の受講有効期間は、受講が決定した年度の4月1日から起算して5年間です。
| 受験できる期間 | 起算点 | |
|---|---|---|
| 適応コース(ATコース) | 4年間 | 検定試験の初回受験 |
| JSPO養成講習会 | 5年間 | 受講決定年度の4月1日 |
期間内に両方合格できなかったとき
専門科目の受講有効期間内に検定試験の基礎・応用両方の合格まで至らなかった場合、その時点で受講者としての権利と、取得した単位のすべてを失います。共通科目で取った単位も含めてです。
つまり「基礎科目だけ合格して期間が切れた」場合、基礎科目の合格も、共通科目の修了も残りません。受講料110,000円と1年半以上の講習が、次につながらない形になります。片方を落としたら、残った期間で必ず取り切る計画に切り替える必要があります。
共通科目の受講有効期間は4年間で、専門科目の5年間より短いです。共通科目を期間内に修了できなかった場合も、同じく権利と単位のすべてを失います。
同じ日に2科目受けるときの注意
初回は両科目が必須なので、同じ日にまとめて受けたくなります。予約は科目ごとに必要で、両方とも予約し忘れないようにしてください。
同じ日に2科目を予約する場合、予約時刻が重ならないようにする必要があります。科目間のインターバルを0分にすることはできず、1科目目の予約枠の終了時刻から最短で15分後の枠から予約できます。1科目目を制限時間より早く終えても一時退席が必要で、再入場は次の試験予約枠の30分前からです。
120分の試験を2本、あいだに退席をはさんで同じ日に受けることになります。日を分けられる日程なら、分けたほうが後半の集中を保ちやすいです。