JATI-ATI一般科目の勉強法|7領域をどう独学で攻めるか
一般科目は7領域で構成されます。領域ごとの出題数は公表されていないため、抜けている領域を作らないことが独学のポイントです。
最終更新 2026-10-25
7領域と出題のバランス
一般科目は次の7領域で構成されます。JATIは領域ごとの出題比重を公表していないため、当サイトでは7領域を均等に扱って問題を配分しています。特定の領域に偏った対策は避け、7領域すべてに一通り触れる計画を立ててください。
| 領域 | 扱う内容 |
|---|---|
| 体力トレーニング総論 | 体力の概念と構成要素、トレーニングの基本原理・原則 |
| 機能解剖 | 上肢・脊柱と胸郭・骨盤と下肢の骨・関節・筋の構造 |
| バイオメカニクス | 力学の基礎理論、スポーツとトレーニング動作の力学的分析 |
| 運動生理学 | 呼吸循環器系・骨格筋系・神経系・内分泌系と運動、トレーニングへの適応 |
| 運動と栄養 | 栄養の基礎理論、競技力向上と健康増進のための栄養 |
| 運動と医学 | 救急処置法、整形外科的傷害の予防、生活習慣病とその予防 |
| 運動と心理 | 心理学の基礎理論、動機づけ・目標設定・メンタルトレーニング |
覚える領域と、仕組みを理解する領域を分けて考える
7領域は、暗記の比重が大きい領域と、仕組みの理解が問われる領域に分けて考えると学習計画を立てやすくなります。機能解剖は骨・関節・筋の名称と位置を覚える暗記色の強い領域です。バイオメカニクスと運動生理学は、力学や生理学の仕組みを理解したうえで数値や公式を扱う領域なので、暗記だけでは対応しづらくなります。
運動と栄養、運動と医学は、公的な指針にもとづく数字が出題対象になりやすい領域です。指針の数字は改定されることがあるため、手元のテキストが古い版でないかを確認してから覚えてください。運動と心理、体力トレーニング総論は、似た用語の定義と使い分けが問われる領域です。
使う教材
JATIが販売する公式教材は、一般科目用の「トレーニング指導者テキスト 理論編」「一般科目ワークノート」と、一般科目・専門科目共通の「トレーニング指導者認定試験模擬問題集」です。会員はマイページのオンラインショップで割引価格が適用されます。
教材の価格は、公式サイトの案内ページに具体的な記載が見当たらなかったため、ここには金額を書いていません。購入前に公式サイトの注文ページで確認してください。
専門科目とあわせて対策するなら
認定試験は一般科目・専門科目を同日にまとめて受けるのが原則なので、多くの人は2科目を並行して対策することになります。専門科目の「トレーニング理論とプログラム」「トレーニングの実技と指導法」は、一般科目の運動生理学・バイオメカニクスで学ぶ仕組みを前提にした内容です。一般科目のこの2領域を先に固めておくと、専門科目に入ったときの理解が早くなります。
逆に、一般科目の運動と栄養・運動と医学は、専門科目とのつながりが薄く独立した知識として問われるので、後回しにしても専門科目の学習に支障は出にくい領域です。時間配分に迷ったら、つながりが強い領域から手をつけてください。
直前期は「広げる」より「洗い出す」
試験日が近づいた時期にこの記事を探している方は、すでに申込を終えて仕上げの段階に入っているはずです。ここからは新しい範囲を広げるより、7領域を一通り解いて弱い領域を洗い出すことに時間を使うほうが効果的です。
90問を90分で解く形式なので、単純計算で1問あたり1分しかかけられません。知識があいまいな問題に時間を使いすぎると、後半の問題を解く時間が足りなくなります。まずは模擬試験モードで通し演習をして、迷った問題に印をつけながら、時間内に最後まで解き切る感覚を先につかんでください。
解き終わったら、正解した問題より間違えた問題の解説を読み込む時間を優先してください。同じ領域で同じような間違え方をしていないかを当サイトの領域別ページで見返すと、残り期間で伸びしろがある領域が具体的に見えてきます。
当サイトの一問一答で仕上げる
当サイトでは、一般科目の一問一答を240問公開しています。7領域それぞれに正解と解説がついているので、テキストで学んだ範囲をそのまま演習に使えます。模擬試験モードでは90問・90分の本番形式で通し演習ができるので、本番の時間配分に慣れる練習にも使ってください。