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資格のニガテ一問一答
JATI-ATI 一般科目科目模擬試験復習

JATI-ATI一般科目は独学で受けられる|条件つき

JATI-ATIの一般科目を「独学で受けられるか」で調べると、答えは「受けられない」になります。何が必須で、養成講習会を飛ばせる条件は何か、独学でできるのはどこからかを整理します。

最終更新 2026-10-12

結論:教材だけで独学して受験する経路は無い

JATIは養成講習会のページで、JATI認定トレーニング指導者資格を取得するには「原則として本講習会を受講し自己学習課題を提出した上で、認定試験に合格する必要があります」と記載しています。

2026年度の一般対象認定試験の実施要項も、受験申請条件として個人正会員であることに加えて、次のa〜dのいずれかに該当することを求めています。テキストを買って独学し、そのまま申し込むという入口はありません。

  • a:養成講習会を受講し、自己学習課題(ワークノート)を期日までに提出・受理された
  • b:JATIのトレーニング指導者認定試験を過去に受験した(養成校・養成機関対象試験を除く)
  • c:JATI認定資格を過去に取得したことがある
  • d:健康運動指導士、NSCA CPT、NSCA CSCS、日本スポーツ協会公認スポーツプログラマーのいずれかを保有、または過去に取得した経歴がある

dで過去に有していた場合は、3年以上のトレーニング指導歴が必要です。これとは別に、JATIが認定する養成校・養成機関で所定の単位を修得(または修得見込み)の人は、養成校・養成機関対象認定試験を受験する経路があります。

2026年度の養成講習会は動画視聴だが、独学とは別のもの

2026年度の養成講習会はオンラインで、講義動画の配信期間は2026年8月3日(月)正午から9月6日(日)です。一般科目は7領域で合計約16時間、専門科目とあわせると全11領域32時間になります。任意の時間にアクセスして受講でき、期間中は繰り返し視聴できますが、講師への質問はできません。

自宅で動画を見るという形式そのものは独学に近く見えます。違うのは、期間内にすべての講義を視聴しなかった場合は認定試験の受験資格を取得できないという点です。見たことが受講の記録として扱われ、それが受験資格になります。

項目内容(2026年度)
動画視聴期間2026年8月3日(月)正午〜9月6日(日)
一般科目の分量7領域・合計約16時間
受講料(一般科目)60,500円。教材が提供され、既に教材を持っている場合も同額
自己学習課題(ワークノート)提出期限2026年9月11日(金)17時必着
募集期間2026年4月1日(水)〜8月6日(木)必着

ワークノートについて、JATIは「提出が認められない場合には、養成講習会の受講が修了している場合でも認定試験の受験資格が得られません」と記載しています。全ての設問への解答が必要で、「設問とは関係のない書き込みや、能動的な学習態度が認められないようなものは回答済みとは認められません」とも示されています。

一般科目の受講だけを免除できる保有資格

すでに別の資格を持っている場合、養成講習会の受講と自己学習課題の提出が免除されます。一般科目の記事なので、まず一般科目側に効く区分から見ます。

次の資格を現在保有している人は、養成講習会の一般科目の受講と、一般科目の自己学習課題の提出が免除されます(1科目免除)。専門科目については受講と提出が必要です。

  • 健康運動実践指導者
  • ATC(NATA BOC認定Athletic Trainer Certified)
  • 理学療法士、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師
  • 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、コーチ2、コーチ3、コーチ4、教師、上級教師、スポーツドクター
  • 日本フィットネス協会認定 GFIディレクター、GFIエグザミナー
  • ACSM認定エクササイズフィジオロジスト(ACSM/EP)
  • 日本ボディビル・フィットネス連盟公認指導員1級または2級

免除されるのは講習会の受講と課題の提出だけで、認定試験の受験が免除されるわけではありません。一般科目の試験は受けます。また、養成講習会受講の申請時に資格が有効であることが必要で、奨学生として受講する人は免除の対象に含まれません。

一般科目と専門科目の両方を免除できる場合

次のいずれかに当てはまる人は、養成講習会(一般科目と専門科目)の受講と自己学習課題(一般科目と専門科目)の提出が免除されます(2科目免除)。この場合は講習会に関わらずに認定試験の申請へ進みます。

  • 健康運動指導士、日本スポーツ協会公認スポーツプログラマー(種類不問・フィットネストレーナー含む)、NSCA CPT、NSCA CSCS のいずれかを現在保有している
  • 上記のいずれか、またはJATI-ATI・JATI-AATI・JATI-SATIを過去に取得していた(JATIの資格以外は3年以上のトレーニング指導歴が必要)
  • 過去にJATI認定試験を受験したことがある

このうちNSCA CPTは、NSCAジャパンが受験のための必須講習を設けていない資格です。先にそちらを取得してからJATI-ATIに進むと、養成講習会を受けずに認定試験を受験する形になります。ただしNSCA CPT側には会員であること・学歴証明書の郵送・CPR/AED認定といった別の条件があるため、手数が少なくなるとは限りません。

独学でできるのは、講習会のあとの試験対策

受講料には教材が含まれます。一般科目では「トレーニング指導者テキスト理論編3訂版」と「ワークノート(一般科目3訂版)」、2科目共通で「模擬問題集3訂版」が、受講料の入金確認後に発送されます。講義動画を見終えてから試験日までの対策は、この教材を使って自分で進めることになります。

試験は会場でのマークシート方式です。一般科目は90問・90分で、専門科目と同じ日に実施されます。会場ごとの定員は一般科目100名・専門科目100名の先着で、受験申請は郵送で必着です(簡易書留など、配達記録が確認できる方法)。

試験当日に持ち込めるのは鉛筆、シャープペンシル、消しゴム、時計のみです。遅刻は試験開始20分までは入場できますが、試験時間は延長されません。

2026年度からは基礎実技講習の「エクササイズセミナー」が実施されています。JATIは養成講習会受講者に受講を強く推奨していますが、2030年度までは試験受験・ATI認定の必須要件には含まれず、2031年度以降の必修化は検討中とされています。

費用と、勉強とは関係のない申請条件

独学だけで済ませられない部分がそのまま費用になります。下の表は一般科目に関わるものです。

もう1つ、学習とは関係のない条件があります。養成講習会の申請には学歴・経歴の条件があり、4年制大学卒業(見込みを含む)、短期大学・高等専門学校・専門学校卒業(見込みを含む)、各省大学校などの修了(見込みを含む)、高等学校卒業と3年以上の運動指導歴、高等学校卒業と3年以上のプロフェッショナル競技歴もしくは社会人・アマチュアでの全日本レベルでの競技歴のいずれかに該当する必要があります。

つまり高等学校卒業だけでは申請条件を満たさず、運動指導歴か競技歴が必要になります。該当を証明する書類の提出も求められるため、教材を探す前にここを確かめておくほうが確実です。

項目金額(税込)
JATI個人正会員 年会費11,000円
養成講習会 受講料(一般科目)60,500円
認定試験 受験料(一般科目・専門科目)33,000円
認定試験 受験料(1科目のみ)22,000円

個人正会員に学生会員などの区分はなく、年会費は一律11,000円です。1科目のみの受験料は、片方が合格済みで残りの1科目を受験する場合のものです。

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