NESTA-PFTの出題範囲|4つの専門領域
NESTA-PFTの出題範囲は4つの領域に分かれています。うち1つがビジネスで、これが他のトレーナー資格との大きな違いです。
最終更新 2026-10-25
4つの専門領域
公式サイトは、PFTのカリキュラムを4つの専門領域として挙げています。表記もサイトのとおりです。
解剖学・運動生理学・栄養学・プログラム設計・心理学といった内容が、この4領域の中に収まる形になっています。
| 領域 | 扱う内容 |
|---|---|
| 人体構造の理解(Anatomy) | 骨・関節・筋の構造と動き、運動生理学の基礎 |
| トレーニング理論(Training) | レジスタンス・有酸素性・柔軟性などの原理と、栄養を含めたプログラム設計 |
| クライアント対応力(Communication) | 面談、目標の引き出し方、行動変容、継続の支援 |
| ビジネス戦略(Business) | 職業としての役割、価格設定、集客とマーケティング、契約 |
分野ごとの出題数は公表されていません。NESTAは試験要項のPDFを公開していないため、「どの領域から何問出るか」は分かりません。このサイトの一問一答も、4領域を均等に置いています。
ビジネス領域が入ることの意味
他のトレーナー資格の出題範囲は、運動科学と指導技術で構成されているのが普通です。NESTA-PFTにはそこに加えてビジネス戦略があり、公式サイトは教材を「トレーニング理論・解剖学・プログラム設計に加え、クライアント対応やマーケティングまでを網羅」した内容だと説明しています。
この領域は、運動科学の勉強とは頭の使い方が違います。覚えて答える問題ではなく、料金をどう決めるか、何を契約に書くか、どこまでが自分の仕事かといった判断を問う内容になります。運動の勉強だけしていると、ここで足をすくわれます。
電卓を持参させることから読めること
当日の持ち物に電卓が挙げられています。計算を含む設問が出ると読める指定です。ただし何の計算かは公表されていないため、特定の式が必ず出るとは言えません。
パーソナルトレーナーの試験で計算が要る場面として考えられるのは、体組成の指標、目標心拍数、エネルギー消費量、栄養素の配分、1RMの推定といったところです。どれも公式を暗記するだけでなく、電卓を打つ手順まで通しておくと当日あわてません。
テキストの版に注意
PFTテキストはA4サイズ・472ページ・フルカラーです。2021年7月9日に改訂されていて、旧テキスト(緑の表紙)と新テキスト(黒の表紙)があります。
公式サイトは「旧テキストと新テキストでは、受講可能なゼミコース/認定試験/事前講習が異なります。」と注意しています。中古で入手したテキストで申し込むと、受けられる回が違うことになります。受験要件でも「NESTA JAPANからPFTテキストを購入済みであること。」「他サイト・譲渡による購入は不可」と定められているので、テキストは公式から買う必要があります。
問題集は別売りで15,400円です。公式サイトは「試験の出題形式に沿って構成された四択問題集」と説明していて、125問を120分で解く練習にも使えるとしています。