NESTA-PFTの難易度|合格率・合格基準は非公表
NESTA-PFTの難易度を、合格率を探している人のために整理しました。合格率は公表されていません。入口が開いているぶん、難しさは試験の中身と、結果が手がかりを残さない点にあります。
最終更新 2026-10-12
合格率も合格基準も公表されていない
NESTA JAPANの公式サイト(PFTの案内、日程一覧、問題集・テキストの商品ページ)を確認しましたが、合格率や合格基準、受験者数の記載は見つかりませんでした(2026年10月4日に確認)。
検索すると合格率や合格点を書いた解説記事が出てきます。しかし公式に出どころがないため、このサイトでは数字を使いません。何割取れば受かるのか分からないまま受けるのが、この試験の前提です。
公表されていないことは、易しいことを意味しません。比べる数字がないというだけです。
試験そのものの数字
「125問・120分」は、NESTA JAPANのPFT問題集の商品ページにある説明から取っています。試験要項として公開されている文書ではありません。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 問題数 | 125問 |
| 試験時間 | 120分 |
| 1問あたりに使える時間 | 約58秒 |
| 解答方式 | 四択 |
| 合格基準 | 公表なし |
同じ120分でも、JSPO-ATの専門科目は1科目80問で1問あたり90秒です。問題数が多いぶん、1問に考えられる時間はNESTA-PFTのほうが短くなります。
入口は開いている
受験要件を満たしていれば、養成講座を受けずに直接受験できます。要件は、1年以上のトレーナー・インストラクター実務経験などのいずれかと、公式のPFTテキストの購入、満18歳以上で高校卒業以上、CPR・AEDの技能の保持などです。
推薦も、決まった講習日程の履修も要りません。難しさの重心が、入口ではなく試験の内側にあります。
難しさの1つ目:範囲が運動科学の外にもある
カリキュラムは人体構造・トレーニング理論・クライアント対応力・ビジネス戦略の4領域です。運動科学だけでなく、料金設定や集客、契約といった仕事の側面も含まれます。
分野別の出題数は公表されていません。運動の勉強だけで準備すると、ビジネス領域で判断を問われる設問に備えが足りないことがあります。当日は電卓も持ち物に入っているので、計算を含む設問への準備も要ります。
難しさの2つ目:落ちても理由が分からない
合否は試験日から約4〜6週間でメールに届き、試験結果の詳細に関する問い合わせには応じないと公式サイトに明記されています。分野ごとの得点も、合格基準との差も分かりません。
そのため、不合格だった場合に何を直すかは自分で見立てるしかありません。初回の受験前に問題集などで弱点を把握しておく価値が大きい試験です。
費用と、落ちたときの差
直接受験の費用は、教材費14,960円、受験料8,250円、合格後の資格登録料40,040円で合計63,250円です(税込・2026年9月29日時点の公式サイトの記載)。
再受験は、初回受験日から1年以内なら11,000円、1年を超えると受験・資格登録手数料40,040円です。落ちてからの動き出しの早さで、金額が変わります。
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 教材費(PFTテキスト) | 14,960円 |
| 認定試験受験料 | 8,250円 |
| 合格後資格登録料 | 40,040円 |
| 再受験料(初回受験日から1年以内) | 11,000円 |
| 再受験時の手数料(1年を超えた場合) | 40,040円 |
まとめ:難しさの種類で見る
NESTA-PFTは、入口が開いている代わりに、基準が見えない試験です。1問約58秒で125問を解く時間の厳しさと、ビジネスを含む範囲の広さ、結果から原因を探れない点が難しさの中身です。
JSPO-ATのように受験までの手続きと期間が壁になる資格とは、難しさの種類が違います。どちらが上という比べ方ではなく、自分が苦手なのは手続きと時間なのか、試験そのものなのかで選んでください。