本文へスキップ
資格のニガテ一問一答
JSPO-AT 応用科目科目模擬試験復習

JSPO-AT応用科目とは|基礎科目との違いと合格率

応用科目は、JSPO-AT専門科目検定試験を構成する2つの科目のうち、現場での実践を扱う側です。基礎科目との役割の違いと、JSPOが結果概要で公表している応用科目だけの合格率を整理します。

最終更新 2026-10-12

応用科目は「基礎科目の次」ではなく、並列の1科目

名前から段階があるように見えますが、応用科目は基礎科目を受けてから進む上位の試験ではありません。検定試験実施要項は、合否判定を科目ごとに行い、基礎・応用いずれも7割以上の正答でその科目を合格、両科目の合格をもって専門科目を修了とすると定めています。並列した2つの試験です。

そのうえで、初回の受験では基礎科目・応用科目の両方を受けることが求められます。応用科目だけを先に受けるという受け方はできません。どちらを先に解くかは、同じ試験期間のなかで自分が予約した日時の順になります。

扱うもの
基礎科目人体の解剖と機能、スポーツ科学、スポーツ医学、JSPO-ATの役割、検査・測定と評価
応用科目安全・健康管理とスポーツ外傷・障害の予防、コンディショニング、リコンディショニング、救急対応

検定試験そのものの目的は、実施要項では「スポーツ医・科学に関する基礎知識の有無を評価する」と1つにまとめられています。科目ごとに目的が書き分けられているわけではありません。

応用科目から出る5項目

実施要項が挙げている応用科目の出題内容は、次の5項目です。番号と順番も要項のとおりです。

  • ①安全・健康管理とスポーツ外傷・障害の予防
  • ②コンディショニング
  • ③リコンディショニング
  • ④救急対応
  • ⑤アスレティックトレーナーとしての応用的知識

⑤の応用的知識は、①〜④をまたぐ区分です。専門科目のシラバスには①〜④に対応する履修時間が置かれていますが、応用的知識に対応する時間数は置かれていません。

形式と受験料

応用科目は基礎科目とまったく同じ形式です。CBTで、認定されたテストセンターのコンピュータを使い、五肢択一式および五肢択二式で80問を120分で解きます。

受験料は税込22,000円で、内訳は基礎科目11,000円・応用科目11,000円です。初回は両科目を受けるため22,000円を納め、2回目以降に応用科目だけを受け直す場合は11,000円になります。一度納めた受験料は、欠席などいかなる理由でも返金されません。

項目応用科目
問題数80問
試験時間120分
解答方式五肢択一式および五肢択二式
合格基準7割以上の正答
受験料(応用科目分)11,000円
初回(基礎+応用・両方必須)22,000円
2回目以降に応用科目のみ11,000円

応用科目の合格率は公表されている

JSPOは「ATインフォメーション」のページに、年度別の「アスレティックトレーナー専門科目検定試験 結果概要」をPDFで置いています。ここに新カリキュラム検定試験の受験者数・合格者数・合格率が、基礎科目・応用科目・全体の欄に分けて載っています。

新カリキュラムの検定試験は2023年度秋期から始まっていて、2025年度秋期までの5回分が公表されています。応用科目の合格率は26%から38%のあいだで動いています。

回応用科目 受験者数応用科目 合格者数応用科目 合格率基礎科目 合格率
2023年度 秋期70名18名26%47%
2024年度 春期66名18名27%20%
2024年度 秋期117名44名38%37%
2025年度 春期100名26名26%18%
2025年度 秋期159名53名33%21%

結果概要には基礎科目・応用科目と並んで「全体」の欄もあり、2025年度秋期は受験者180名・合格者36名・合格率20%です。「全体」の集計方法は結果概要に説明が書かれていないため、ここでは公表値をそのまま載せています。

応用科目の内容は、検定試験の前にもう一度試される

検定試験を受けるには、専門科目講習の受講を完了し、実技確認テストのすべてのカテゴリーに合格していることが条件です。この実技確認テストの3カテゴリーが、応用科目の4科目にそのまま対応しています。

つまり応用科目の範囲は、実技としてプレーヤー役に対して実演する形で一度評価され、そのうえでCBTの筆記で改めて問われることになります。基礎科目側の内容(解剖や生理、スポーツ医学)は実技確認テストのカテゴリーには現れません。応用科目を勉強する時間は、二重に効く時間だと考えられます。

カテゴリー内容制限時間対応する応用科目
カテゴリーⅠ救急対応の実技および指導8分間救急対応
カテゴリーⅡコンディショニング・リコンディショニングの実技および指導11分間コンディショニング/リコンディショニング
カテゴリーⅢテーピングの実技8分間安全・健康管理および予防

実技確認テストは2名の検定員がカテゴリーごとにA(可)・B(不可)・C(危険な実技・指導が伴うため不可)で評価します。3カテゴリーすべての合格で実技確認テストの合格となり、不合格のカテゴリーだけを再テストします。受験資格を満たす者には受験回数の上限はありません。

このサイトで何ができるか

応用科目の一問一答を320問公開しています。科目ごとに分けて解けるので、予防だけ、救急対応だけという使い方もできます。本番と同じ五肢択一式・五肢択二式で作ってあります。

本番の形式で通して解く場合は、80問・120分の模擬試験を用意しています。科目ごとの問題数は、シラバスの履修時間の比重から割り出していて、予防20問・コンディショニング20問・リコンディショニング20問・救急対応13問・応用的知識7問の内訳です。

Sources

Next

JSPO-AT 応用科目の一問一答を320問、無料で公開しています

全問に正解と解説がついています。登録は要りません。

Read by subject

JSPO-AT 応用科目の問題は、科目ごとに正解と解説つきで通して読めます。

ほかの資格

この資格と迷いやすい資格です。違いを解説した記事があるものは、その資格のページから辿れます。

扱っている10資格をすべて見る