NSCA-CPTの出題範囲|4分野の問題数と対策の重み
NSCA-CPTは分野ごとの出題数が公表されています。どこにどれだけ時間を使うかを、推測ではなく公表値から決められる試験です。
最終更新 2026-09-26
4つの分野と問題数
採点対象の140問は、次の4分野に分かれています。問題数はNSCA資格認定ハンドブックの公表値です。
| 分野 | 問題数 | 割合 |
|---|---|---|
| クライアントに対する面談と評価 | 32問 | 23% |
| プログラムプランニング | 45問 | 32% |
| エクササイズテクニック | 43問 | 31% |
| 安全性、緊急時の手順、および法的諸問題 | 20問 | 14% |
| 合計(採点対象) | 140問 | 100% |
ハンドブックには割合の欄もありますが、そこに書かれた数字(25%など)は同じ表の問題数と一致しません。問題数はハンドブックとウェブページの両方で一致しているため、ここでは問題数を正として、割合はそこから計算した値を載せています。
プログラムプランニングとエクササイズテクニックで3分の2
この2分野だけで88問、採点対象の63%を占めます。ここが崩れると、ほかをどれだけ固めても届きません。逆に言えば、学習時間の配分もこの2つを軸に決めるのが素直です。
どちらも「知っているか」ではなく「この場合どうするか」を問われる分野です。NSCAジャパンも、暗記ではなく知識から実践的な状況に対する答えを導き出す能力が問われると説明しています。用語の定義を覚えるだけの勉強では届きにくいところです。
各分野で何が問われるか
分野の名前だけでは範囲が見えにくいので、それぞれが扱う内容を整理します。
- クライアントに対する面談と評価 … 初回面談、健康状態と運動リスクの評価、運動前のスクリーニング、医師への照会が必要な場面の判断、体力測定の選択・実施・解釈、目標設定
- プログラムプランニング … レジスタンス・有酸素性・プライオメトリクスなどのプログラム設計、強度と量と頻度、期分け、年齢や疾患や競技に応じた調整
- エクササイズテクニック … 各エクササイズの正しい動作、グリップやスタンスや呼吸、補助(スポッティング)、有酸素性運動やストレッチングの実施法
- 安全性、緊急時の手順、および法的諸問題 … 施設と用具の安全管理、緊急時対応計画、記録の管理、トレーナーの業務範囲と法的責任
映像・画像問題はどこから出るか
155問のうち25〜35問は、映像や画像を見て答える設問です。対象はエクササイズテクニック、機能解剖学、テストの手順とされています。
文章だけで勉強していると、この形式でつまずきます。動作を言葉で説明できることと、映像を見て正しいか判断できることは別の能力だからです。エクササイズテクニックを学ぶときは、文字だけでなく実際の動作を見る時間を確保しておくのが安全です。