NSCA-CPTとは|受験資格・費用・試験の中身
NSCA-CPTを受けるかどうかを決める前に知っておきたいことを、NSCAジャパンの公表資料からまとめました。費用・受験資格・試験の形式・合格率までひととおり分かります。
最終更新 2026-10-04
どんな資格か
NSCA-CPTは、特定非営利活動法人NSCAジャパンが認定するパーソナルトレーナーの資格です。健康と体力の維持・向上を目的とする人に対して、面談と評価を行い、個別にプログラムを組み立てて指導することを想定しています。
同じNSCAの資格にCSCSがありますが、あちらは競技者のストレングス&コンディショニングを主な対象としており、受験に学位が必要です。パーソナルトレーナーとして働くことを考えているなら、まず見るのはNSCA-CPTのほうになります。
受験資格
次のすべてを満たす必要があります。会員であることが条件に入っているため、受験を決めたらまず入会の手続きから始めることになります。
- NSCAジャパンの会員であること
- 満18歳以上であること
- 高等学校卒業者、または同等の資格を持っていること
- 有効なCPR/AED認定を持っていること
「資格認定試験はNSCA会員でなければ受験できません」と明記されています。一方CPR/AEDは、NSCAジャパンが「認定を保持していなくても受験することは可能です」と明記しており、合格日から1年以内に認定証のコピーを提出することで資格認定を受けられます。期限が切れていても受験自体は止まりません。
費用
受験そのものにかかるのは受験料ですが、会員でなければ受験できないため、実際には年会費が同時に必要になります。下の表は税込の金額です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| NSCA-CPT 認定試験 受験料 | 46,090円 |
| 個人会員 年会費 | 13,200円 |
| 学生会員 年会費 | 11,000円 |
このほかに公式テキストの購入費がかかります。年会費は資格を維持するあいだ毎年発生します。
試験の形式:三肢択一155問・3時間
試験はCBTで、ピアソンVUEのテストセンターで受けます。決まった試験日は無く、会場と日時を自分で選べます。
出題は155問で、このうち採点されるのは140問です。残る15問は今後の出題のために統計を取るための問題で、採点されません。どれが採点対象かは受験者には分からないため、全問を同じように解くことになります。
解答は3つの選択肢から選びます。また、エクササイズテクニックや機能解剖学、テストの手順について、映像や画像を見て答える設問が25〜35問含まれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 形式 | CBT(ピアソンVUEのテストセンター) |
| 問題数 | 155問(採点対象140問+採点されない15問) |
| 解答方式 | 三肢択一 |
| 試験時間 | 3時間 |
| 映像・画像問題 | 25〜35問 |
合格基準と再受験
合格はスケールド・スコア70以上です。素点をそのまま使うのではなく、試験の難易度の差を調整したうえでの点数になります。
不合格だった場合、前回の受験日から30日以上あけて再受験できます。再受験は1年間に3回までで、4回目以降は1年が経過してから改めて出願することになります。
合格率は2024年度・日本で77.9%(受験者1,247名)と公表されています。同期間のCSCSは55.0%(353名)で、それと比べると通りやすい試験ですが、5人に1人以上は落ちている計算になります。
申し込みから受験までの流れ
出願してから受験するまでに2段階あり、出願がそのまま試験予約にはならない点に注意が要ります。
- マイページから出願し、受験料を支払い(クレジットカードまたはPayPay)、学歴証明書を郵送する
- 出願完了からおよそ2〜3週間後に、ピアソンVUEからテストセンター予約の案内がメールで届く
- 自分で会場と日時を予約して受験する
出願手続きを開始してから180日以内にすべてを完了しないと、出願が取り消されます。またテストセンターの予約は、試験日時の24時間前を過ぎると変更もキャンセルもできません。