CSCS実践/応用の出題範囲|4分野110問と章あたりの重み
実践/応用セクションは、分野ごとの問題数も、公式テキストのどの章が対応するかも公表されています。読む量に対してどこに問題が多いのかまで、公表値から計算できます。
最終更新 2026-10-25
解くのは125問、採点されるのは110問
実践/応用セクションは、採点されるスコアード問題110問と、採点されないノンスコアード問題15問の合計125問で構成されます。試験時間は2時間30分、解答は3つの選択肢から選びます。
ノンスコアード問題はプレテスト問題です。試験開発委員会が、受験者の点数に影響させずに新しい問題の統計的な情報を集めるために混ぜているもので、機能すると判断されれば後の試験で採点対象になります。どれがどちらかは受験者には分からないため、125問すべてを同じように解くことになります。
| 分野 | 問題配分 | 問題数 |
|---|---|---|
| エクササイズテクニック | 36% | 40問 |
| プログラムデザイン | 35% | 38問 |
| 組織と運営 | 11% | 12問 |
| テストと評価 | 18% | 20問 |
| ノンスコアード問題 | — | 15問 |
| 合計 | 100% | 125問 |
この表はNSCAジャパンの公表値をそのまま並べたものです。問題配分の%は採点対象110問に対する割合で、ノンスコアード問題は配分の計算に入っていません。
4分野で何が問われるか
NSCAジャパンは分野ごとに問われる内容を説明しています。以下はその説明をもとに要点をまとめたものです。
- エクササイズテクニック — 柔軟性エクササイズ、レジスタンストレーニング、プライオメトリック、スピード、アジリティ、有酸素性トレーニング、非伝統的エクササイズの適切なテクニック。エラーテクニックの修正エクササイズと、補助方法も含まれます。
- プログラムデザイン — 選手の健康状態・能力・トレーニング経験・トレーニング目標にもとづいて、競技パフォーマンスを最大限に高め、傷害の危険性を最小限に抑えるプログラムを計画する知識と応用力。
- テストと評価 — 指導する競技者の競技特性を考慮したテストの選択と実施、結果からの評価。トレーニング開始前の能力評価と、プログラムの効果を客観的に判断する視点が問われます。
- 組織と運営 — 業界の基準にもとづいた施設設計と運営方法、指導者のサポート体制、訴訟問題や法的責任のリスクを最小限に抑えるための方法。
NSCAジャパンは、資格認定試験について「知識を暗記していれば解けるものではなく、知識から実践的なシチュエーションに対する答えを導き出す能力が問われます」と説明しています。分野名から用語集を作るだけの対策では形式が合いません。
公式テキストの章との対応と、1章あたりの問題数
ハンドブックの受験準備プランには、分野と公式テキストの章の対応が示されています。実践/応用セクションが対応するのは12章から24章までの13章分です。
ここから1章あたりの問題数を割り算すると、分野ごとの重みが読む量との関係で見えてきます。エクササイズテクニックは3章で40問、プログラムデザインは6章で38問です。問題数はほぼ同じでも、読む章の数は倍違います。
| 分野 | 対応する章 | 章数 | 問題数 | 1章あたり |
|---|---|---|---|---|
| エクササイズテクニック | 14〜16章 | 3章 | 40問 | 約13.3問 |
| テストと評価 | 12・13章 | 2章 | 20問 | 10問 |
| プログラムデザイン | 17〜22章 | 6章 | 38問 | 約6.3問 |
| 組織と運営 | 23・24章 | 2章 | 12問 | 6問 |
| 合計 | 12〜24章 | 13章 | 110問 | 約8.5問 |
章の対応はハンドブックに示されたものです。1章あたりの問題数は当サイトが問題数を章数で割ったもので、NSCAの公表値ではありません。章の分量は章ごとに違うため、ページ数に対する重みとは一致しません。
映像・画像問題は分野をまたぐ
実践/応用セクションには、映像や画像を見て答える設問が30〜40問含まれます。対象として示されているのはエクササイズテクニック、機能解剖学、テストの手順です。
ここで注意したいのは、機能解剖学が基礎科学セクションのエクササイズサイエンスに含まれる内容だという点です。分野としては基礎科学側で問われるものが、映像問題としては実践/応用側にも出てきます。基礎科学セクションを解き終えた時点で解剖を「終わった範囲」として頭から外すと、後半のセクションで取りこぼします。
基礎科学セクションには映像・画像問題はありません。映像を見て判断する形式は実践/応用だけのものです。
公式テキストの外から出ることもある
NSCAジャパンは、出題範囲は概ね公式テキスト(エッセンシャル)の内容でカバーされているが、試験問題は随時見直されており、最新のストレングス&コンディショニングに関する知見を含む内容も出題されるため、必ずしもすべての問題がテキストから出題されるわけではないと注記しています。
ハンドブックも、機関誌のバックナンバーなどを活用してテキスト以外からも知識を集めるよう勧めています。範囲が章で区切られているからといって、章を読み終えれば全問取れるという設計ではありません。
当サイトの一問一答の配分
当サイトでは、実践/応用セクションの一問一答を240問公開しています。分野ごとの配分は、NSCAジャパンが公表している問題配分にそろえています。
| 分野 | 公表されている問題配分 | 当サイトの公開問題数 |
|---|---|---|
| エクササイズテクニック | 36% | 87問(36%) |
| プログラムデザイン | 35% | 83問(35%) |
| テストと評価 | 18% | 44問(18%) |
| 組織と運営 | 11% | 26問(11%) |
映像や画像を見て答える形式は当サイトでは再現していません。その部分は動画教材や実際の動作で補ってください。かっこ内は240問に対する割合です。