CSCSの勉強法|基礎科学を先に固める理由
CSCSは2セクションありますが、どちらから手をつけるかは決まっています。NSCAジャパン自身が順序を示しています。
最終更新 2026-09-28
基礎科学を先に学ぶ
NSCAジャパンは「実践/応用セクションの学習を始める前に、基礎科学セクションの学習をおすすめします」と明記し、その理由も添えています。基礎科学の内容を理解しなければ、実践/応用の内容を理解することは難しいというものです。
具体的には、解剖生理学やバイオメカニクスの内容がトレーニングに対する適応につながり、それがエクササイズテクニックやプログラムデザインにつながっています。土台を飛ばすと、プログラム設計の根拠がすべて丸暗記になります。
大学や専門学校でスポーツ科学を学んだ人は、基礎科学の内容が授業でまかなわれていることが多いとも説明されています。自分がどちらかで、基礎科学にかける時間は大きく変わります。
時間配分は公表値に合わせる
分野ごとの出題数が公表されているので、時間の配分は素直にそれに合わせるのが確実です。
| 分野 | 出題数 | 配分の目安 |
|---|---|---|
| エクササイズサイエンス(基礎科学) | 44問 | いちばん厚く |
| エクササイズテクニック(実践) | 40問 | 厚く。映像対策も含める |
| プログラムデザイン(実践) | 38問 | 厚く |
| テストと評価(実践) | 20問 | 中くらい |
| スポーツ心理学(基礎科学) | 19問 | 中くらい |
| 栄養学(基礎科学) | 17問 | 中くらい |
| 組織と運営(実践) | 12問 | 薄くてよいが落とさない |
組織と運営は12問と最少ですが、施設の基準や方針など覚えれば取れる内容が多く、時間あたりの得点効率は高い部分です。薄く配分しつつ確実に取り切るのが現実的です。
三肢択一であることの意味
CSCSは両セクションとも3つの選択肢から選びます。明らかに違う選択肢を消したあとに残るのが2つだけになります。
これは楽になるという話ではありません。選択肢が少ないぶん、作問する側は「どちらも一見もっともらしい」2択を残してきます。用語を暗記しただけの状態では、最後の2つが両方とも正しく見えてしまいます。
対策としては、「正しい記述を選べる」だけでなく「なぜもう一方が誤りなのかを言葉にできる」ところまで持っていくことです。問題を解いたあと、選ばなかった選択肢について理由を説明できるか自分に聞いてみてください。
受験日を先に決める
決まった試験日がないため、締め切りが外から与えられません。勉強が終わってから予約しようとすると、いつまでも予約しないまま時間が過ぎがちです。
合格率が約55%で、NSCA-CPTの約80%より低いことも踏まえて、準備期間は長めに見ておいてください。2セクションあるぶん、学習量そのものが多くなります。
使う教材
NSCAジャパンが挙げている公式テキストは「NSCA決定版 ストレングストレーニング&コンディショニング」です。分野と章の対応が示されているので、出題範囲を絞って読み進められます。
このサイトの一問一答は、分野ごとに解いて「なぜ他の選択肢が誤りか」を確かめる用途に向いています。テキストを読んだあと、理解が定着しているかを確かめる側で使ってください。