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資格のニガテ一問一答
JATI-ATI 一般科目科目模擬試験復習

バイオメカニクスの板書

講義動画で板書した内容を、全文そのまま置いています。動画を見ながら書き写す必要はありません。必要なところだけ読んでください。

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各節の時刻(00:00)を押すと、動画のその場面から再生されます。

第5回「力学の言葉—力・トルク・仕事とパワー」

この回は、動作を力学の言葉で言いなおす練習をします。質量と重さ、距離と変位・速さと速度、キネマティクスとキネティクス、力の分解、力積と運動量、仕事とパワー、トルクと偶力、慣性モーメントと角運動量、地面反力と摩擦力、支持基底面と重心、垂直跳びと曲走路までを、バーベルと跳躍の題材だけで見ます。領域ごとの出題数は公表されていないので、重さの目安は示していません。

00:32この回で数えるもの

数えるのは、この3つ

  • 力学の言葉

    4語

  • 地面反力の分力

    3方向

  • 跳んだ高さを決める量

    1つ

  • 力学の言葉を引く4語=向き(ベクトルの量)・時間(力積とパワー)・回転(トルクと慣性モーメント)・床(地面反力と摩擦力)
  • 地面反力は鉛直方向のほかに前後方向と左右方向の成分が生じ、三方向の分力として計測できる
  • 踏切を離れたあとの跳躍の高さは、踏切で得た鉛直方向の初速度で決まる。空中では重力以外の力がほとんど働かない

①量をそろえる4節

00:47質量と重さ

質量と重さは、別の量

  • 質量=物体そのものの量。場所で変わらない
  • 重さ=質量×重力加速度。これは力の一種
  • 「重い」は、質量の話か力の話かで分かれる
  • 質量=物体そのものの量を表す量。測る場所が変わっても変わらない
  • 重さ(重力)=質量に重力加速度をかけて得られる力であり、力の一種
  • 日常語では同じものとして使われるが、力学では別の量として扱う
01:192つの分析

動きを記述するか、原因を扱うか

  • 見分けは力が登場するか。すればキネティクス
  • キネマティクス

    位置・速度・加速度・角度。動きそのものを記述する

    • 力は出てこない
    • 動きの記述
  • キネティクス

    力・トルク・力積・パワー。動きを起こしたものを扱う

    • 力の計測が要る
    • 原因の説明
  • キネマティクス(運動学)=位置・速度・加速度・角度など、動きそのものの記述を扱う
  • キネティクス(運動力学)=力・トルク・力積・パワーなど、動きを生じさせたものを扱う
  • 見分けは、その文で力やトルクが扱われているかどうか
01:54向きを含むか

向きを含む量と、含まない量

  • 距離と速さ=大きさだけ/変位と速度=向きも含む
  • バーを挙げて元へ戻せば変位は0。距離は0ではない
  • 加速度は速度の変化。速さが同じでも向きが変われば生じる
  • 距離と速さ=大きさだけを表す量
  • 変位と速度=大きさに加えて向きを含む量
  • 挙上して元の位置へ戻せば、移動した距離は残るが変位はゼロになる
  • 加速度は速度の変化なので、速さが一定でも向きが変われば生じる
02:25力の分解

斜めの力は、2つに分けて読む

  • 力は向きごとの成分に分けられる。斜めのままでは比べられない
  • 傾いたレッグプレス=沿った成分と垂直な成分
  • 角度を変えると、2つの成分の割合が変わる
  • 力はベクトル量なので、向きごとの成分に分解して扱える
  • 傾斜のあるレッグプレスでは、負荷の力をスレッドに沿った成分と、スレッドに垂直な成分に分けられる
  • 押す動作に使われるのは、スレッドに沿った方向の成分
  • スレッドの角度を変えると、2つの成分の割合が変わる

②時間でみる2節

02:59力積と運動量

力に時間をかけたぶんだけ、速度が変わる

  • 力積=力×作用した時間
  • 運動量=質量×速度。力積のぶんだけ変化する
  • 踏切で増やせるのは力の大きさか押している時間
  • 力積=力と、その力が作用した時間の積
  • 運動量=質量と速度の積
  • 加えた力積の分だけ運動量が変化する
  • 同じ力積であれば、大きな力を短時間加えても、小さな力を長時間加えても、速度の変化は同じになる
03:36仕事とパワー

同じ仕事を短い時間でやると、パワーが大きい

  • 仕事=力×動いた距離。重さと高さが同じなら同じ
  • パワー=仕事÷時間。速く挙げたほうが大きい
  • 力×速度でも書ける。重さだけ・速さだけでは最大にならない
  • 仕事=力と、その力の向きに動いた距離の積
  • パワー(仕事率)=仕事を、要した時間で割った量。力と速度の積としても表せる
  • 同じ重量を同じ高さまで挙上したとき、要した時間が短いほど大きくなる量はパワーであり、力でも仕事でもない

③回転でみる3節

04:14トルクと偶力

回転させる量は、力ではなくトルク

  • トルク=力×モーメントアーム(軸までの垂直距離)
  • 同じ重さでも、軸から離れるほどトルクは大きくなる
  • 偶力=合力はゼロ、回転だけが残る
  • トルク(モーメント)=力と、回転軸から力の作用線までの垂直距離(モーメントアーム)の積
  • 同じ力でもモーメントアームが長くなるほどトルクは大きくなる
  • 偶力=大きさが等しく向きが反対の2つの力が、離れた平行な作用線に働く状態。合力はゼロになるが正味のモーメントは打ち消し合わずに生じ、その場で回転が起きる
04:59慣性モーメント

回しにくさは、質量がどこにあるかで決まる

  • 慣性モーメント=軸から質量が遠いほど大きく、回しにくい
  • 同じトルクなら、小さいほど角加速度は大きい
  • 用具を短く持つのは、ここを小さくする操作
  • 慣性モーメント=回転軸から質量が遠くに分布するほど大きくなり、回転させにくくなる
  • 同じトルクを加えたとき、慣性モーメントが小さいほど角加速度は大きくなり、回転の立ち上がりが速い
  • 用具を短く持つ、四肢を畳むといった操作は、質量を回転軸へ近づけて慣性モーメントを小さくしている
05:34角運動量

空中では、丸めると速く回る

  • 外力が働かない間は角運動量が保存される
  • 体を丸めて慣性モーメントを小さくすると、回転が速くなる
  • 外力がほとんど働かない局面では角運動量が保存される
  • 角運動量は慣性モーメントと角速度の積にあたるため、身体を丸めて慣性モーメントを小さくすると角速度が増し、回転が速くなる
  • 空中で回転そのものを新しく作り出しているのではなく、保存された角運動量の配分を変えている

④床からみる3節

05:59地面反力

床を押した力が、そのまま返ってくる

  • 身体が押した力と大きさが等しく向きが反対の力が返る
  • 地面反力は鉛直・前後・左右の3方向に分けて測れる
  • 測れるのは床との間の力。筋が出した力そのものではない
  • 地面反力=身体が地面を押す力に対して、大きさが等しく向きが反対の力が地面から身体に及ぼされるもの(作用・反作用の法則)
  • 地面反力には鉛直方向のほかに前後方向・左右方向の成分が生じ、三方向の分力として計測できる
  • フォースプレート(床反力計)が計測するのは床と身体の間に働いた力であり、個々の筋が発揮した力そのものではない
06:41摩擦

滑れば、出した力は伝わらない

  • 足元に静止摩擦力が確保されて、はじめて床を押せる
  • 靴底と床の組み合わせは力の伝わり方の問題
  • 足元に十分な静止摩擦力が確保されることで足の滑りを防ぎ、脚で発揮した力を効率よくバーベルへ伝えられる
  • 摩擦力が不足すると、発揮した力の一部が滑りに逃げて挙上に使われない
07:04支持基底面と重心

安定は、広さと高さで決まる

  • 支持基底面が広いほど安定する
  • 重心の位置が低いほど安定する
  • 重心の鉛直線が支持基底面から外れると倒れる
  • 支持基底面が広く、重心の位置が低いほど安定性は高くなる
  • 重心から下ろした鉛直線が支持基底面の内側にあるあいだは倒れず、外へ出ると倒れる
  • 足幅を広げる・重心を低くするという指示は、支持基底面の広さと重心の高さを変えている

⑤跳ぶ・曲がる2節

07:31垂直跳び

離れた瞬間に、高さは決まっている

  • 踏切を離れたあと、働くのはほぼ重力だけ
  • 高さを決めるのは踏切で得た鉛直方向の初速度
  • 空中で変えられるのは姿勢。重心の軌道は変わらない
  • 踏切を離れたあとは重力以外の力がほとんど働かず、跳躍の高さは踏切で得た鉛直方向の初速度によって決まる
  • 空中での動作で重心の軌道は変えられない。変えられるのは重心に対する姿勢
  • したがって跳躍の高さを改善する操作は、すべて踏切局面に入る
07:59曲走路

曲がるには、中心へ向かう力が要る

  • 曲線を走るには円の中心へ向かう力が要る
  • 身体を内側へ傾けて地面反力の向きを内へ向ける
  • 一定の速さで曲線を走る場合も、向きが変わるため加速度が生じており、円の中心へ向かう力が必要になる
  • その力は地面反力から得る。身体を内側へ傾けて地面反力の向きを内側へ向ける
  • 曲率半径が小さいほど、速度が大きいほど、必要な力は大きくなる
08:26覚えて帰る4つ

この回の要点

  • 速く挙げると大きくなる量はパワー。重さも仕事も変わらない
  • 回転はトルク・慣性モーメント・角運動量の3語で読む
  • 力学の言葉は向き・時間・回転・床の4語で引く
  • 跳んだ高さは離地の瞬間に決まっている

第6回「挙上動作の力学—なぜそのフォームになるか」

この回は、フォームがなぜその形になるのかを力学で説明します。収縮様式、伸張−短縮サイクル、力−速度関係と力−長さ関係、最大筋力とRFD、筋力曲線とスティッキングポイント、フリーウエイトとマシン、可変抵抗、加速に要る力、フロントスクワットとバックスクワットの差、しゃがむ深さ、体格と相対筋力、運動連鎖とトリプルエクステンションまでを見ます。領域ごとの出題数は公表されていないので、重さの目安は示していません。

00:24この回で数えるもの

数えるのは、この3つ

  • 筋の収縮様式

    3つ

  • 力の出方を決める関係

    2つ

  • 同時に伸ばす関節

    3つ

  • 収縮様式=短縮性収縮・伸張性収縮・等尺性収縮の3つ
  • 力の出方を決める関係=力−速度関係と力−長さ関係の2つ
  • トリプルエクステンション=股関節・膝関節・足関節の3つがほぼ同時に伸展すること

①収縮様式2節

00:383つ

縮むか、伸ばされるか、長さが変わらないか

  • 短縮性=筋が短くなりながら力を発揮する
  • 伸張性=引き伸ばされながら力を発揮する
  • 等尺性=長さが変わらないまま力を発揮する
  • 短縮性収縮=筋が短くなりながら力を発揮する
  • 伸張性収縮=筋が引き伸ばされながら力を発揮する
  • 等尺性収縮=筋の長さが変わらないまま力を発揮する
  • 伸張性収縮は力を抜いているのではなく、発揮しながら伸ばされている状態
01:11伸張−短縮サイクル

伸ばされた直後に縮めると、大きな力を出せる

  • 伸張−短縮サイクル=伸張性の直後に短縮性を行う
  • 切り返しが速いほど効きやすい。間が空くと消える
  • 跳ぶ・走る・投げるは、ほぼ全部このサイクル
  • 伸張−短縮サイクル(ストレッチ・ショートニング・サイクル)=伸張性収縮の直後に短縮性収縮を行うことで大きな力を発揮する現象
  • 伸張から短縮への切り返しに時間がかかると、効果は小さくなる
  • 跳躍・走行・投球など、速く大きな力を発揮する動作の多くがこの形をとる

②速さと長さ3節

01:43力−速度関係

速く縮めようとすると、力は小さくなる

  • 短縮性では速度が速いほど、発揮できる力は小さい
  • だから重いほど遅く、軽いほど速く動く
  • 伸張性では、同じ速度の短縮性より大きな力を発揮できる
  • 力−速度関係:短縮性収縮では、短縮の速度が速いほど発揮できる力は小さくなる
  • そのため負荷が重いほど挙上の速度は低くなる
  • 伸張性収縮では、同じ速度で短縮する場合より大きな力を発揮できるとされる
02:14力−長さ関係

筋は、中間の長さでいちばん強い

  • 中間の長さでいちばん大きな張力を発揮できる
  • 理由はアクチンとミオシンの重なりが最適になるから
  • 落ちるのは筋そのものの張力。種目のきつい角度はてこで決まる
  • 力−長さ関係:筋はアクチンとミオシンの重なりが最適になる中間の長さで最大張力を発揮する
  • 伸びきった位置では重なりが不足し、縮みきった位置では重なりが過剰になるため、いずれも発揮できる張力は落ちる
  • 張力が落ちるのは筋そのものの話。その種目でどの角度がいちばんきついかは、てこの条件(モーメントアーム)が重なって決まるため、可動域の端とは一致しないことがある
02:52最大筋力とRFD

大きさの上限と、立ち上がりの速さは別

  • 最大筋力=力の大きさの上限
  • RFD=短い時間で、どれだけ速く力を高められるか
  • 接地が短い動きでは上限まで使えない。だからRFDが効く
  • 最大筋力=発揮できる力の大きさの上限
  • RFD(力の立ち上がり速度)=短い時間内に力をどれだけ速く高められるかを表す
  • 接地時間が短い動作では最大筋力の上限まで力を立ち上げる時間がないため、RFDの差が結果に表れやすい

③角度と筋力曲線3節

03:19筋力曲線

どの角度で強いかは、種目ごとに違う

  • 筋力曲線=関節角度と、発揮できる力の大きさの関係
  • 形は種目ごとに違い、上昇型・下降型などに分かれる
  • 同じ筋を狙う種目でも、きつい角度は違う
  • 筋力曲線=関節角度の変化にともなって、その種目で発揮できる力の大きさが変わる関係
  • 形は種目ごとに異なり、上昇型・下降型などに分かれる
  • 同じ筋群を狙う種目でも、力を発揮しにくい角度は種目によって違う
03:50スティッキングポイント

止まる場所は、だいたい決まっている

  • スティッキングポイント=挙上の途中で速度が最も落ちる局面
  • そこはてこの条件と筋力曲線が重なって不利になる場所
  • 挙がらない原因を探すときは、まずここを見る
  • スティッキングポイント=挙上動作の途中で速度が最も低下する局面
  • 関節角度によるてこの条件と筋力曲線の形が重なり、最も力を発揮しにくくなる位置で生じる
  • 挙上できない原因を検討するときは、動作のどの位置で速度が落ちたかを手がかりにする
04:21速度の推移

挙げ終わりで止まる種目には、減速の局面がある

  • 挙げ終わりで止まる種目は、後半に減速の局面が入る
  • だから可動域の全体で加速し続ける刺激は得にくい
  • 挙げ終わりで動作が停止する種目では、挙上の後半に減速の局面が生じる
  • そのため、可動域の全体で加速し続ける刺激は得にくい

④抵抗の選び方3節

04:44フリーウエイトとマシン

軌道を自分で作るか、与えられるか

  • フリーウエイトは軌道を自分で作る。支える働きも要る
  • マシンは軌道が決まり、狙う筋に絞りやすい
  • マシンでも関節の回転軸と支点を合わせる調整が要る
  • フリーウエイトは軌道が定まっていないため目的の筋だけに絞ることが難しく、姿勢を安定させる働きも必要になる
  • マシンは軌道が決まっているため、狙う筋に絞りやすい
  • マシンでも、動かす関節の回転軸とマシンの支点を合わせる調整が必要になる
05:17可変抵抗

ゴムとチェーンは、終盤で重くなる

  • フリーウエイトの負荷はほぼ一定
  • ゴムチューブは伸びるほど抵抗が増え、終盤で高まる
  • 狙いは、抵抗の形を筋力曲線に近づけること
  • フリーウエイトによる負荷は、動作中ほぼ一定である
  • ゴムチューブは伸びる長さが増えるほど抵抗が増し、動作の終盤で負荷が高まりやすい
  • チェーンも床から離れる量が増えるほど負荷が増える
  • 可変抵抗は、角度ごとの抵抗を筋力曲線の形に近づけることを狙っている
05:47加速に要る力

素早く引き上げるには、重さ以上の力が要る

  • 静止から素早く動かすには重さ+加速させる力
  • だから静止で支える力より大きな力が必要になる
  • 静止状態から素早く動かすには、重さを支える力に加えて加速させるための力が必要になる
  • そのため、静止して支えているときよりも大きな力が要る
  • 同じ重量でも、動作の速さによって必要な力は変わる

⑤体格とてこ3節

06:07フロントとバック

担ぐ位置が変わると、きつくなる場所が変わる

  • フロントはバーが重心の近くに乗る
  • だから股関節まわりのモーメントアームが短くなる
  • バックは股関節側が長くなり、前傾しやすい
  • フロントスクワットではバーが身体の重心の近くに位置するため、股関節まわりのモーメントアームが短くなる
  • そのため体幹をより直立に保ちやすい
  • バックスクワットはバーが後方にあるぶん股関節まわりのモーメントアームが長くなり、体幹が前傾しやすい
06:36しゃがむ深さ

深くすると、増えるのは膝と股関節のトルク

  • 深くするほど膝と股関節まわりの筋のトルクが大きくなる
  • 深さはその人の可動域から決める。一律に当てない
  • スクワットのしゃがむ深さを増すと、膝関節および股関節まわりの筋が発揮するトルクが大きくなる
  • 深さは一律に決めるものではなく、その姿勢を保てる可動域と動作の質から判断する
06:54相対筋力

体が大きいほど、体重あたりの筋力は不利になる

  • 筋力は断面積、体重は体積におおむね比例する
  • だから体格が大きいほど体重あたりの筋力は小さくなりやすい
  • 筋力は筋の横断面積に、体重は体積におおむね比例するため、体格が大きくなるほど体重の増え方が筋力の増え方を上回る
  • そのため体格の大きい競技者ほど、体重あたりの筋力(相対筋力)は小さくなりやすい
  • 絶対的な筋力が高くても、自分の体重を移動させる動作では不利に働くことがある

⑥つなげる3節

07:19運動連鎖

近いところから動かして、遠くへ渡す

  • 近位の大きな筋群から動き始める
  • 遠位へ伝えるほど、末端の速度を大きくできる
  • 走る加速も同じ。地面を後方へ強く押して体を前へ運ぶ
  • 運動連鎖=近位の大きな筋群から動き始め、遠位の部位へ動きを伝えるほど、末端の速度を大きく高められる
  • スプリントの加速局面では、接地位置を身体より前にせず、やや後方寄りで地面を強く後方へ押し、身体全体を前傾させて進む
  • 身体の前方へ接地すると制動が大きくなる
07:50体幹

途中で支えきれないと、そこで力が逃げる

  • 体幹が支えきれないと、そこで力が逃げる
  • 末端の速度が落ちる。腕を鍛えても戻らない
  • 運動連鎖の途中にある体幹が力を支えきれないと、そこで力が逃げて末端まで伝わりにくくなる
  • この場合、末端のパフォーマンスが低下する原因は末端の部位ではなく、連鎖の途中にある
08:13トリプルエクステンション

股・膝・足を、ほぼ同時に伸ばす

  • 股関節・膝関節・足関節がほぼ同時に伸展する
  • 狙いは短い時間で大きな力を伝えること
  • トリプルエクステンション=股関節・膝関節・足関節がほぼ同時に伸展し、短時間で大きな力を伝える動作
  • パワークリーンのセカンドプルで重視される
  • 垂直跳びの踏切と同じ形の動作にあたる
08:37覚えて帰る4つ

この回の要点

  • 挙がらない理由は速さ・長さ・角度・伝達の4語で引く
  • 止まる位置がスティッキングポイント。挙がる重さはそこで決まる
  • 抵抗は一定か、終盤で増えるかで選ぶ
  • 担ぐ位置と体格が変われば、最適なフォームも変わる

読んだら、解いて確かめる

聞いて分かったつもりのところは、解くとはっきりします。間違えた問題だけが自動で復習に戻り、2回連続で正解すると外れます。

バイオメカニクスを34問で解く

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公式テキストの本文は使っていません。章題とページ数は目次から転記した事実、内容は公的機関の公開資料と教科書水準の一般知識にもとづいています。章ごとの出題数は公表されていません。